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春休みガラクタ市。


3月最後の日曜日の今日は、「春休みガラクタ市」。

蚤の市でも、フリーマーケットでもない、「ガラクタ」ということは。。

「こんなものが!?」というシロモノが並ぶということです。

たとえば、

・ネリケシになる消しゴム(ただし使いかけ)

・質屋さんの蔵から出てきた「領収済」「至急」のハンコ

・マグネット寄せ集め

・鉛筆キャップセットのおすそ分け

・フチが欠けちゃった北欧のカップ

・針のない懐中時計

・古い足踏みミシンから出てきたオイル差し

・乗り物のおもちゃ(錆び錆び)

などなどなど。

あるものは実用的だったり、あるものは実用性はまったくなくて、オブジェ的な飾りとして「なんか、いい」ものだったり。

出すほうも楽しいけど、見るほうも、「自分にしか良さがわからないもの」を見出す楽しみがあると思うんですよね(え、ない?)。

そんな遊びゴコロ溢れる「ガラクタ市」だったわけです!

出店者は、わが家を含めて、3組でした。

そこへ、昨日イイトコでフリマを開催してくださった方からのお預かり品を含めて、けっこうなボリュームに。

小さな出店者さんは、自分の売上金で他の出店者さんの品物を購入したり、楽しんでもらえたようでした。

ふだん開けない日曜日にこうしてイベントを開いていると、日曜だから来られたという方や、気になっていたけれど入るきっかけがなかったという方や、たまたま通りがかった方など、平日には出会えない人たちにお店を利用してもらうきっかけになることが本当に多くて、やっぱり、やってよかったなと思うのです。

そうそう、昨日もらってきた足踏みミシン、掃除してガラクタたちのディスプレイ台として使っていたら、「娘さんがミシンの台を探している」という方の目に留まる、という出来事も。

すぐ近くの賑わっている商店街と違って、イイトコのある商店街はふだん、あまり人通りのない場所ですが、いつもは自転車や徒歩で通り過ぎるだけの「通路」みたいな道路が、何かしら催しものをしたり、お茶ができる場にすることで、立ち止まって、立ち話をして、中で休んで、人が「溜まる」場所になる。

そういう場を私は作りたいんだな、とまた改めて思うのでした。

後半、割とたくさんの方に見てもらって、反響があったのが嬉しかったのか、最初は「ガラクタなんて言って、ひどい!」と怒っていた娘が、「明日もやろうね!」と言ってくれました。

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