イイトコを「カフェ」にしたい!
という計画は、今の物件を丸ごと使えるようになった1年ほど前から考えていることなのですが、この春、いろんなタイミングが重なって、まず第一弾の改装、「2階の壁を漆喰壁にする」を開催する運びとなりました(そう、何事も「タイミング」が重要です)。
指導してくださるのは、埼玉は新田に事務所を構えるmarumo(マルモ)工房の若き左官職人さん、金澤萌さん。
萌さんの指導のもと、ボランティアとして集まってくれたみなさんと一緒に、漆喰塗りをしていく、いわゆる「ワークショップ方式」というやつです。
そもそも、どうして「ワークショップ方式」にしたかったかというと。。
・身の丈に合った予算で改修を進めたい(なんたって資金がありません!色々な人の手を借りたいです、ハイ。)
・古いものを再生したり生かしたりするのが好き(蚤の市とか、古道具とか、古民家とか大好物です!)
・イイトコはコミュニティの場なので、作るときもたくさんの人に加わってもらって、一緒にそのプロセスを楽しみたい(ここ重要!)
というあたりでしょうか。
ワークショップだから、正解はありません。
参加した人それぞれの漆喰壁ができあがるのが、また「たまらなく面白い!」ということがわかりました。
壁塗りは、午前と午後の2回に分けて開催。
午前は大人中心で上の壁を、午後は親子中心で、脚立を使わなくてもいい下のほうの壁塗り。
前日まで人数が確定しなくて、「大丈夫かなあ?」と心配されたのですが、蓋を開けてみれば満員御礼の盛況ぶり。
やってみたいという人がたくさんいて、よかったー!
スタッフに徹しよう(決して傍観者を決め込んでいたわけではありませんよ〜)と思っていた私も、「やりましょうよ!」と誘ってもらい、ちょこっと塗らせてもらいました。
コテの向きが間違ってない。。?
1時間半ほどで、ダイナミックにうねる壁、ツルツルを目指した壁、垂直に塗られた壁、個性いろいろの壁が塗りあがりました。
そして仕上げに、隅のほうに塗った人のサインがわりの絵を描いてもらいました。
萌さんは「イニシャルでも」と言っていたのに、みなさんイラストがうまい〜〜〜✨
期せずしてクリエイターさんが集まったのね。
上は、イラストレーター・デザイナーのRIKKENさんのモンスター。
RIKKENさんは、そうかリノベーションスクールのオープニングイベントで私がアオイエに行った時、前に出てお話しされていた人なのよね。
今回、萌さんつながりで(萌さんの事務所の上を借りているのがRIKKENさんらしい)参加してくださったのでした。
嬉しい再会です。
こちらは、我らが帽子デザイナーはるひちゃんの作品、「眠り猫」。
日光の眠り猫から発想して、「平和な空間」という意味を込めてくれたそう。
ありがたや〜✨
イラストは他にもあるので、イイトコへ来た際には探してみてくださいね。
そして午後は、親子さんが中心です。
お母さんが上のほうを塗って、お子さんが下のほうを塗って。
こちらは、お子さん2人。
果敢に攻める幼稚園児。
ぼったり落ちた漆喰で、ズボンが汚れるのもなんのその。
こちらは一人黙々とコテを動かす小学生。
下塗りの日、前を通りかかって飛び入り参加してくれた学生さんも、バイトのあと駆けつけてくれました!
この学生さんもそうですが、親子連れの方からも、ずっと気になっていたけれどこのイベントのおかげでやっと来られた、という声が聞かれたのが嬉しかったです。
大人もこどもも、塗り出すとハマるみたいで。。やってよかったなぁ。
恒例のイラスト?落書き?もそこここにありますので、見つけてみてくださいね。
最後は記念写真で〆。
設計・施工管理の美奈ちゃん(左下)の掛け声で、わーっという感じに(笑)。
みんな、本当にありがとう!!!
やる前からワクワクしていたけど、やってみたらやっぱり&想像以上にワクワクしたDIYワークショップ。
今回は「第一弾」、ということは、第二弾・第三弾もあるわけで。。
そのうち、「天井抜きワークショップ」、「キッチン作りワークショップ」、「電気器具取り付けワークショップ」、そうそう、「ベランダをテラス席にしようワークショップ」なんていうのも開催するかもしれません(どこまで人の手を借りるんだ)。
楽しみは尽きませんが、ゆっくり、これもまた「タイミング」を見て、やっていこうと思います。
よろしかったらぜひ、お付き合いください。