ずっと行ってみたかった江戸東京たてもの園を見に、小金井公園までちょっと遠出をしてきました。
広い広い小金井公園の中に、たてもの園はありました。
文化的価値の高い古民家から近代建築まで。
住宅のほかに商店や飲み屋さん、旅館や銭湯まで。
ちなみに銭湯は足立区千住にあった「子宝湯」ですって。銭湯の名建築だったそうです。
個人的には、本や雑誌の写真でなんども目にして気になっていた前川國男自邸を、この目で見られて、実際に足を踏み入れて、感激至極。
ジブリ映画のモチーフになったと言われている建物も、そこかしこに。
金物屋さんのディスプレイが可愛かったなぁ。
こちらは万世橋にあったという交番。
(この万世橋交番は、写真の反対側から撮ればよかったと激しく後悔するくらい、建物の反対側がすばらしい。T字煙突が飛び出てるんです。見る機会があれば是非!あとファサードもキュート。)
意匠がいちいち可愛いんですが、極め付けはこれ。
三角のコーナーに、ぴったりと誂えられたテーブル。
これ、右の引き出しはどうなっていたんだろう。
開けてみればよかった、とこれも激しく後悔しています。
そんなこんなで、ひとときのタイムスリップを楽しんだ日曜日でした。
放っておいたら失われてしまったはずのものが、今日こうしてまた目の前にあることに感謝です。
なんなら関原も、残しておきたい建築の宝庫だったりすると思うんだけどなー(三角形の元・美容室の建物とか、名もない民家とか)。。
そうそう。たてもの園では3/21(木)から28(木)までフェスティバルが開催されるそうです。
「子宝湯」の中でコンサートが開かれたり、建物をめぐる謎解きラリーがあったりと、大人も子どもも楽しめる内容みたい。
今日も、旧写真館の中でボランティアスタッフの方が家族写真風の記念写真を撮ってくれたり、広い広い小金井公園(SLも展示されてました)は自然たっぷりだったりと、普段から楽しめるスポットでした。
春のお出かけにおすすめです。