
台風13号が近づく8日。
午後はイイトコをお休みして、
雨のなか向かった北千住。
お目当ては、そう!
元・イイトコあんちゃんの職場、
「マザーハウス」北千住マルイ店。
こちらで夏休み期間中、
小学生を対象とした「おしごと体験」が
開かれているのです(予約制)。
なんとこの「おしごと体験」、
我らがあんちゃんが言い出しっぺ。
企画立案・告知を
あんちゃんが担当したそうで、
(しかも当日の運行まで!)
「それならば!」と、
イイトコも告知で協力させてもらいました。
そしてもちろん、参加もしなくては!
そういうわけで、
小学生の娘と行ってきたわけです。

まずは、ショップスタッフさん(あんちゃん)から
ユニフォームの支給を受けます。
好きな色のスカーフを選んで、
首に巻いたら準備OK!

ショップスタッフさんから
マザーハウスの製品について
いろいろ教えてもらいます。

スカーフの原材料、
繭玉から絹糸を紡ぐ説明を受けたり、

バングラデシュの工房ツアーを
VRで疑似体験したり。
マザーハウスジュエリーショップでは
スリランカで取れる宝石の原石を
実際に手に取らせてもらって、
現地の熟練の職人さんの手で
ジュエリーになるまでの工程を
聞かせてもらったり。
スリランカは昔から銀の加工が盛んで、
王族への贈り物にしていた歴史があるそうです。
金はその銀よりさらに加工が難しいのだそうですが、
それを繊細なジュエリーアクセサリーに
仕立ててしまうスリランカの職人の手業には、
同席させてもらった私も感動。

そしていよいよ憧れのショップスタッフ体験。
スタッフさんをお客さまに見立てて、
本物の店員さんのように
お求めのバッグを提案してみます。
「どんな時に使うバッグを探しているんだろう」
「中には何を入れて持ち運ぶのかな」
子どもなりにいろいろ考えて
聞き出そうとしていました。
思い描いていたような接客はできたかな?
「難しいな」と感じる場面もあったようですが、
それも含めて娘にはいい経験になったようです。

おしごと体験の終了後には、
素敵なコットンバッグのお土産も。
大・中・小の3サイズから
選ばせてもらえるこのバッグ。
私は
「一番大きいのにすれば
荷物がたっぷり入って便利なのに」(笑)
と思ったのですが、
娘は写真の一番小さなバッグを選びました。
このコットンバッグ、
マザーハウスでは
お買い上げいただいた商品をここに入れて
お客様にお渡ししているのだそう。
紙袋やビニール袋だと
結局はゴミになってしまうから。
そんなところにも共感しました。
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今回のお仕事体験では、
・途上国と言われる国々の人が
その持てる技術を使って
丁寧なものづくりをしていること。
・マザーハウスの人たちが
その製品の背景や価値をわかったうえで
お客様に勧める仕事に
誇りを持って取り組んでいること。
この2つを、
実際にお店に立って体感することが
ポイントだったように思います。
そして何より、
我らがあんちゃんを始め
ショップスタッフの皆さんが、
本当にこの仕事が好きでたまらないんだな
ということが
親にも子にも伝わってきた
おしごと体験でした。
こんな風に「想い」や「使命」を持って
ビジネスに取り組んでいる企業やお店が
もっともっとこんなお仕事体験をやってくれたらいいな。
そんな風にも思いました。
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マザーハウス北千住マルイ店「おしごと体験」
まだ若干ですが空きがあるようです。
気になった方はぜひ問い合わせてみてくださいね。