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ちいさいおうち展。


告知を知ってずっと行きたいと思っていた

「ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち」展。

先日、ついに行ってきました!

とっても有名な絵本、「ちいさいおうち」。超のつくほどのロングセラー。

私も小さいころ読んだのだろうか。。

初めての子どもができた頃、買って読んだのが最初の記憶のような気も。

そんなことはさておき、とっても楽しい展覧会でした!

のっけから、とても古そうなスケッチが出てきてテンションが上がります。

最初期のスケッチだそうです。

そして、ちいさいおうちが描かれたテキスタイルも一緒に。

(これ欲しいなぁ)

「ちいさいおうち」以外にも、

バートンが残したたくさんの絵本にまつわる展示や、

その生涯に関する展示も盛りだくさん。

ギャラリー自体は決して広くはないのですが、

貴重な原版や生原稿、スケッチや映像資料が並んで、じっくり見せます。

絵本を開いたようなパーテーションも憎い!

ちょっとわかりにくい写真でごめんなさい。

絵本の表紙を大きくした「くの字」のパーテーションがコーナーごとに立てられているのです。

ちなみに奥に見える洋服は、

バートンの工房で作られたテキスタイルを贈られた児童文学研究者・松岡享子さんが

日本で仕立てたというツーピースです。

そして特に目を惹いたのが、

バートンが立ち上げた女性のためのデザイン教室の生徒たちによるテキスタイル。

羊などの家畜や鳥、生活道具など身近なものをモチーフにしながら、

そのデザインセンスの素晴らしいことといったら!

壁一面に貼られたテキスタイルの写真展示も素晴らしいものでした。

ひとつひとつに絵柄のタイトルと、それを描いた人物の名前が掲示されているのです。

時は戦前、戦中ごろだったような。。

そんな時代にいわゆる主婦の女性たちを集めてデザイン工房を作ったバートンもすごいし、

バートンの元に集まった女性たちもすごい。。

数少ない、自己表現の場だったのですよね、きっと。

そして、一番奥には。。実物(!?)の「ちいさいおうち」が!

なんて可愛いんでしょう。

りんごの木まで再現されちゃって。

子どもだったら(いや大人でも)入りたくなっちゃうね。

まるで絵本の世界に入り込んだみたい。。

いやー、楽しい展示でした!

バートンがいくつもの絵本に込めた思いや、 デザインを通して表現した情熱に触れられる機会です。 今回、私は友人と出かけましたが、親子で行っても絶対楽しいと思います。

会期は8/9まで。ぜひ東陽町から徒歩3分、竹中工務店内のギャラリー エー クワッドへ!

ポストカードやテキスタイルとかあったら絶対欲しかった!(でもないのが惜しい!)

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