eatocoあんちゃんの発案から始まった「通園・通学ものくる」。
幼稚園や保育園、小・中・高校の通園グッズ、学用品に限定した物々交換です。
あんちゃん自身が、卒園するたびに不要になる園グッズ、
入園するたびに必要になる園グッズに疑問を感じていたといいます。
極力、自分の周りの友人知人に「お下がり」をあげたりもらったりしていたそうなのですが、
「近くに同じ園に通うお子さんがいないときなんか、みんなはどうしているんだろう?
行き場がなく、放っておいたらどんどんモノが捨てられて、また作られる......。
必要なくなったモノが、必要としている人に届くしくみを、園グッズや学用品にも!」
という思いを、1年ほど前から(もしかしたらもっと前かも)思っていました。
それを聞きつけた「梅島キッズ夏祭り」の主催者であり、
イイトコマルシェを初期の頃から応援してくださっていた出店者さんでもある方が、
「ご近所の親子連れがたくさん集まる夏祭りでやってみたらどうだろう」
と声をかけてくださって、ついに日の目を浴びることができたのです。
なにせ初めての試みなので、お祭り当日にそれほど物が集まるだろうかという心配もあり、
お祭り当日に先立って「事前回収」をしてみたりしました(上の写真)。
が、お一人の方には持ち寄っていただくことができたものの、
それ以外は新規の持ち込みは一切なし。
イイトコや主催者さんが周りで集めた物ばかり、という状況でした。
「こんな感じで集まるのかな......」
そこはかとない不安とともに迎えた夏祭り当日。
蓋を開けてみれば、私たちの心配をよそに、
お祭りスタート時には、冒頭の写真の通り、長机いっぱいの品物が集まりました。
やはり、近隣の小学校3校の全校児童さんに配られたチラシの威力でしょうか !?
3時間のお祭りの間には、さまざまな物が交換されたり、もらわれていったり。
「来年入園する子どもに」
「体操着が汚れてきたので」
「〇〇(お友だち)さんにも教えてあげよう」
などなど、いろんなお声を頂戴しました。
中には、某有名鞄メーカーのランドセル(しかもとってもキレイ)が持ち込まれて、
お下がりがあったらいいなと探していたというお子さんに、見事もらわれていくという
超ハッピーな出来事も。
年数を経ても使用に耐えられるいい物が、
古いものを大切に使う習慣が身についたお子さんにバトンタッチ。
いい光景に立ち会わせていただきました!
夏祭りは、大好評だった昨年を、さらに上回るほどの人出で賑わいました。
改めて、主催者さんやボランティアさんの力の大きさを実感。
こんな、住民主体のお祭りが大成功するって、素敵なことですね。
小学生ボランティアもたーくさん活躍していて(みんなえらいなー)、
大学生くらいのお兄さんお姉さんや大人と一緒になってお祭りを作っている姿が
キラキラして見えました。
通園・通学ものくる、たくさんの方にご支持をいただいたので、
定期イベント化していきたいと思っています! ラボで回収スタートする際には、また告知させていただきますので、
お手元に出てきた通園通学グッズ、どうぞとっておいてくださいねー(^-^)/